2018年7月14日 12:55
チリー・ゴンザレスのドキュメンタリー映画『黙ってピアノを弾いてくれ』狂気の天才ピアニストの魅力とは
ピアニストのチリー・ゴンザレスに迫る音楽ドキュメンタリー映画『黙ってピアノを弾いてくれ』が、2018年9月29日(土)より、渋谷・シネクイントほか全国の劇場にて順次公開される。
唯一無二の天才ピアニスト、チリー・ゴンザレス
強烈なキャラクターと、クラシック、ジャズで培った演奏技術&唯一無二の音楽性で、ビョークなど多くの有名アーティストから熱狂的支持を集める天才ピアニスト、チリー・ゴンザレス。ピアニストだけでなく、作曲家、そして稀代のエンターテイナーでもあるゴンザレスは、2014年にはダフト・パンクのアルバム「Random Access Memories」に参加し、同作はグラミー賞最優秀アルバムを受賞。
ほかにも、レイクやファイストといったトップアーティストたちへの楽曲提供やプロデュース、iPadのテレビCM使用曲として知られる「Never Stop」の世界的ヒット、27時間連続でライブ演奏するというギネス記録、ミュージシャンとしての偉大なショーマンシップと、彼の魅力を象徴するエピソードの数々は枚挙に暇がない。
その魅力すべてに迫るドキュメンタリー
90年代後半以降にカナダからドイツへと渡り、挑発的で破天荒な生き様で注目を浴びた彼の軌跡、そして、狂気とも呼ばれる言動や、ウィーン放送交響楽団のオーケストラをバックにラップする破天荒な姿からは想像がつかない、ピアノの音色の美しさ。