くらし情報『エルメス 銀座で「みえないかかわり」 イズマイル・バリー展、光と陰の戯れを観察するインスタレーション』

2019年9月13日 16:20

エルメス 銀座で「みえないかかわり」 イズマイル・バリー展、光と陰の戯れを観察するインスタレーション

エルメス 銀座で「みえないかかわり」 イズマイル・バリー展、光と陰の戯れを観察するインスタレーション

エルメス(HERMÈS)は、「みえないかかわり」 イズマイル・バリー展を、2019年10月18日(金)から2020年1月13日(月・祝)まで銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催する。

ミニマルな視覚実験や“身振り”から生じる現象によって知覚を問う
「みえないかかわり」 イズマイル・バリー展は、パリとチュニスを拠点に活動するアーティスト、イズマイル・バリーの個展。イズマイル・バリーは、写真や映画の原理を用いた視覚実験や、最小限の儀式的な身ぶりから啓示的に生じる、ある種の“魔術”を呼び起こすような現象や痕跡などを通じ、目に見える“事物”や“知覚”そのものの儚さを問う作品を制作している。

例えば、雑誌のページが揉まれてくしゃくしゃになり、紙からインクが手に写ることで、印刷された画像が少しずつ消えていく様子をとらえたり、目に見えないように糸を張り、その上を水がつたってたわむ時にだけ糸がかろうじて見える様子、そしてその空間には徐々に水たまりができていく様子に焦点を当てたり。

直感的な試みから生まれたミニマルな出来事における、予期しないアクシデントやディテール、瞬間的な変化などに細かく注意を向けた作品が特徴だ。

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