くらし情報『村田沙耶香の小説が描く“ユートピア”を現代アートで読み解く展覧会、表参道ジャイルで』

2021年7月23日 11:55

村田沙耶香の小説が描く“ユートピア”を現代アートで読み解く展覧会、表参道ジャイルで

村田沙耶香の小説が描く“ユートピア”を現代アートで読み解く展覧会、表参道ジャイルで

芥川賞受賞作『コンビニ人間』などで知られる作家・村田沙耶香の世界観をテーマにした展覧会「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」が、2021年8月20日(金)から10月17日(日)まで、東京・表参道のジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)にて開催される。

『コンビニ人間』村田沙耶香の世界観を現代美術で表現
「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」は、村田沙耶香の小説を軸に、現代美術作家のデヴィッド・シュリグリー、金氏徹平らの作品を通して、その世界観を紐解いていく展覧会。

“正常”であることや“ユートピア”への問い
村田沙耶香は、小説『コンビニ人間』において、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと思える主人公の日常を描き、『消滅世界』では人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描写。また、『生命式』では“正常性は発狂の一種”という言葉が登場する。

これらの作品では共通して、「正常とは何か?」

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