2022年7月9日 17:20
映画『こちらあみ子』風変わりな少女の無垢なまなざし、井浦新&尾野真千子出演で今村夏子の小説を実写化
書道教室の先生で、お腹には赤ちゃんがいる。主演作『茜色に焼かれる』が数々の映画賞を受賞するなど、確かな演技で観客を魅了する尾野真千子が務める。
森井勇佑の監督デビュー作
メガホンをとるのは、大森立嗣をはじめとする名監督の現場で助監督を務めてきた森井勇佑。念願の監督デビューを果たす彼が、原作にはないオリジナルシーンや、ポップでグラフィカルな映像描写を盛り込みながら、あみ子の世界に新しい風を吹き込む。
<映画『こちらあみ子』あらすじ>
あみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに遊んでくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生のり君、たくさんの人に見守られながら元気いっぱいに過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていくことになる。誕生日にもらった電池切れのトランシーバーに話しかけるあみ子。
「応答せよ、応答せよ。こちらあみ子」―――。奇妙で滑稽で、でもどこか愛おしい人間たちのありようが生き生きと描かれていく。【詳細】
映画『こちらあみ子』
公開日:2022年7月8日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
出演者:大沢一菜、井浦新、尾野真千子
監督・脚本:森井勇佑
原作:今村夏子(ちくま文庫9
音楽:青葉市子
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