2021年10月25日 13:23
【婚姻届に判を捺しただけですが 1話】乾電池からキュンを錬成する坂口健太郎・ネタバレあり
2人はお互いの生活には干渉しないというルールを設ける。しかし目覚まし時計の音など、小さなことも積もればストレスになっていく。
そんなある日、百瀬の好物である大福を買ってきた明葉。2人で食べるために大福を百瀬の皿に乗せるが、レンジで皿を焦がしてしまう。
百瀬から「今後は最低限、迷惑をかけない生活を心がけてください」と言い放たれ、我慢の限界に達した明葉は「迷惑をかけるなと言うなら、この毎朝の目覚ましやめてください」「それが無理なら私はここを出て行きます」と叫ぶ。
性格の不一致に悩むのは恋愛結婚でもよくある話だ。
愛があれば乗り越えられるかもしれないが、2人の間に恋愛感情はない。
どうするのかと思った矢先、百瀬が明葉を迎えにきた。
目覚まし時計の代わりに、明葉に起こしてもらいたいと頼みに来たのだ。
「話し合って僕たちなりの夫婦になっていきましょう」と説得する百瀬。そして結婚指輪のような流れで取り出したのが乾電池。目覚まし時計に入っていたものを取り出したのだと言う。
「もうあの目覚ましは鳴りません」
突然の乾電池には混乱したが、この男に何かを掴まれたのは間違いない。坂口健太郎、乾電池からキュンを錬成できるなんて恐ろしい俳優である。