2022年8月2日 13:25
安楽死が迫り、生きる希望を失ったような犬 試しに外に連れ出してみると…?
アメリカには各州に動物保護シェルターがあります。施設によっては収容できる動物の数を超えると、安楽死を余儀なくされる場合があります。
野良犬だったところを保護されたオス犬のベアも、なかなか里親が決まらず、ついに安楽死のリストに入ってしまいました。
元気な保護犬を安楽死から救いたい!
ベアが暮らすシェルターでボランティアをしているマデリン・ガービスさんは、初めてベアを見た時、「こんなに悲しそうな犬は見たことがない」と感じたのだとか。
彼女は、まもなく安楽死させられる28匹の犬の中に、ベアが含まれていることを知り、信じられない気持ちになります。
なぜならベアは、大人しくて人懐っこい性格のとてもかわいらしい犬だからです。
しかし、長い間シェルターの中で生活しているベアは、マデリンさんが入って来ても、顔を上げようともせず、まるで生きる希望を失ったように見えました。
自分が置かれている状況を、理解していたのかもしれません。
そこで彼女は、元気のないベアを屋外に連れて行ってみることにします。
彼女に「さあ、外に行こう!」といわれても、なかなか腰をあげなかったベア。
恐るおそる廊下を歩いて外に出た瞬間、ベアは驚くべき変化を見せたのです。