2023年2月2日 15:07
はじまりは江戸時代の遊廓 ほぼ知られてない「モテる」の語源
2月14日といえば、バレンタイン。デパートではチョコレート専門店が出店する催事が行われるなど、バレンタインにちなんださまざまなイベントが目白押し。意識しないようにはしていても、チョコレートがもらえるのかどうか気になったり、「俺ってモテてるのかな…」なんてイヤでも考えてしまったりしますよね。
ふだん、友人との会話のなかでも話のネタになりがちな「モテ」に関する話題ですが、そもそも「モテる」ってどんな意味なのかを考えたことはありますか。調べてみると、実は江戸時代から使われている言葉だったのです。
「モテる」の語源は「持てる」
「モテる」とは「異性などから好意をもたれ、人気がある」ことを意味する言葉ですが、そもそもは「持つことができる」という意味の「持てる」が語源なのだそう。「持つことができる」から「保たれる、支えられる」という意味にまで広がり、さらには「人に支持される」ことを表す言葉になったと言われています。
持てはやされる男性を「持てる」と表現した遊女たち
そんな「持てる」という言葉ですが、現代と同じ「ちやほやされる」という意味合いで使われるようになったのは、江戸時代の吉原遊郭が始まりなのだとか。