2023年2月9日 07:27
一年で一番寒い時季、花枯れの中で、懸命に花を咲かせている樹木『山茶花』
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言(ひとりごと)』にお付き合いください。
花枯れの季節に咲く山茶花
一月二月、一番寒い季節です。花枯れの時季でもあります。寒中に咲く梅の蕾もまだ固く閉じています。
一月後半から二月にかけて晴天が続くと、東風(こち)吹かば…と、梅の香も漂ってくるのでは…と期待しています。
この寒気、花枯れの中で、懸命に花を咲かせている樹木があります。
山茶花(さざんか)です。
椿と花も葉もそっくりですが、咲く時季が二か月ほど違います。一番寒い寒中に咲くのが、山茶花(さざんか)。椿はその後。木偏に春の『椿』の登場となります。
花好きな当方は、自宅新築の時に、花枯れの季節でも庭に『色気』の無いのは淋しいと考え、花の無い冬場の為に、花をつける『山茶花(さざんか)』と『椿』それに赤い実をつける『南天』『千両』『万両』を植えました。
緑の樹木の多い土地柄ですので、鳥が主にヒヨドリやムクドリがそれらの花芽(はなめ)を狙って飛んできます。