2023年3月8日 18:26
30代以下の卒業式定番ソング、3位「蛍の光」2位「仰げば尊し」 1位は…?
今年も3月に入り、卒業式シーズンが近づいてきました。
卒業式といえば、多くの世代で「仰げば尊し」を歌うことが定番だったのではないでしょうか。しかし、現代の卒業式では、以前のような定番ソングを歌う機会は減っているようです。
今回は、日本トレンドリサーチの調査結果を参考に、現代の卒業式ソング事情について見ていきましょう。
30代以下では「仰げば尊し」を歌った経験が激減
本調査では、30代以下・40代・50代・60代・70代以上の男女合計800人にアンケートを行っています。
まず、「小学校の卒業式で何を歌ったか」という質問に対しては、全体の回答で1位が「校歌」、2位が「仰げば尊し」、3位が「蛍の光」と続きました。
一方で、30代以下の世代は他の世代に比べ、「仰げば尊し」を歌ったと回答する割合は激減しています。
40代では54.4%、50代では65.0%、60代では76.9%、70代以上では75.6%が「仰げば尊し」を歌ったと回答したのに対して、30代以下では30.0%となっています。
また、30代以下では、全世代で唯一「仰げば尊し」よりも「旅立ちの日に」の方が多く歌われており、この世代から卒業式ソングの定番に変化が見られることが分かります。