2023年6月19日 06:00
『金』づくしのチャールズ国王の戴冠式 日英親善の新しい幕開け
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言(ひとりごと)』にお付き合いください。
英国チャールズ国王 戴冠式
エリザベス前女王のご逝去に伴い即位されたチャールズ国王の戴冠式が、5月6日ロンドンのウェストミンスター寺院で開かれました。
1953年のエリザベス前女王の戴冠式以来ということで、参加者は『金(ゴールド)』を意識し、帽子、髪飾り、衣裳、靴…つまりピンからキリまで『金』を表面に出した金づくしの戴冠式でありました。
国王の王冠には、なんと、317カラットのダイヤモンドが埋め込まれているそうですが、それだけでも、さぞかし重かったことでしょうね…。
また、その国王のご衣裳も金づくし、杖でなく『笏(しゃく)』と呼ぶのだそうですが、それも金、どこを見ても金、金色…。銀色、銅色は見当たりませんでした。
何はともあれ、世界の耳目を集めた英国チャールズ国王戴冠式は、世界各国に報道され無事終了し、めでたし、めでたしで、お開きとなりました。
秋篠宮様、紀子様もこの度の一連の式典へのご出席、天皇、皇后両陛下からのチャールズ国王への祝意をしっかりお伝えになったそうで、早くも日英親善の第一ページが華やかに、厳かに、開かれた訳ですね。