2023年9月10日 16:14
「絶対に食べないで」 ブドウのような植物の正体にゾッとする
美しい花を咲かせて見る者の心に癒しを与えてくれたり、調理の際に食材として活躍したりと、植物は私たち人間の生活に深くかかわっています。
また、古来から薬の材料として扱われている植物も。しかし、身近な存在であるからこそ、人間にとって害となる成分を持つ植物の存在も知っておかなければなりません。
ブドウのような『ヨウシュヤマゴボウ』に要注意!
幼い子供は、かわいらしかったり、おいしそうだったりする植物があると、自然と手を伸ばしてしまうもの。中には、興味から口にしてしまう子も多いでしょう。
秋になったら注意してほしいのは、日本国内で広く分布しているヨウシュヤマゴボウ(別名:アメリカヤマゴボウ)。
一見ブドウのような見た目をしていますが、全体に有毒成分を持つ植物であり、厚生労働省や各自治体はウェブサイトなどで「絶対に食べないで!」と注意喚起を行っています。
※写真はイメージ
ヨウシュヤマゴボウは、北アメリカが原産の帰化植物。日本でも市街地の道端や空き地などで目にする機会が多く、身近な植物の1つとして知られています。
夏に開花し、9~10月頃になると黒く熟した実がなりますが、全体に強い毒を持っているのです。