2023年12月11日 12:00
岩谷産業「各地のたこ焼き店を回った」 大人気のたこ焼き器が生まれた理由とは?
にと努力したそうです。下の写真の初号機は『カセットガスジュニアたこ焼器』という商品名で、プレートは鉄の鋳物でした。
カセットボンベを用いる点は今と同じで、強い火力が利用できるというので人気でした。
しかし、カセットボンベがむき出しになっており、その点がユーザーから懸念されたそうです。
カセットこんろのようにボンベを本体内にセットして、つまみをひねるだけでOKになった『炎たこ』シリーズが登場したのは2009~2016年のこと。上の写真は『炎たこ』の初代機です。
この『炎たこ』シリーズでも、開発陣は多くの店舗を回り、自分の目と舌で味を確認し、プロの現場を意識した製品作りを行ったそうです。
高い評価が得られる製品を作るには、やはり開発に当たる人の情熱と努力が大事なのですね。
岩谷産業のカセットボンベ式たこ焼き器は、初号機が出てからすでに24年が経過。開発陣の努力は受け継がれ、結実して現在の『炎たこII』にいたりました。
同社のたこ焼き器は、今も多くの人が支持する家庭用たこ焼き器であり続けているのです。
取材した岩谷産業からは、「直火でおいしいたこ焼きが焼けます。
誰でもおいしく作れて失敗しません。