2023年11月22日 16:00
「容器にペンで書かないで!」 参天製薬が教える『目薬の正しい扱い方』が意外なことだらけ
みなさんは目薬を使用しますか。最近では目のかすみ、疲れ、ドライアイ用など、さまざまな目薬が販売されています。そのほか、医師から処方される目薬もありますよね。
では、目薬はどのように保管すればいいのでしょうか。
目薬の大手メーカーとして知られる、参天製薬株式会社(以下、参天製薬)に取材しました。
目薬の正しい保管方法とは
目薬を使った後はどこに保存するのがいいのでしょうか。参天製薬に聞いたところ、このような回答がありました。
製品ごとに違いますので、市販されている目薬であれば必ず外箱や添付文書をよく読んで保管しましょう。
また医師から処方された目薬であれば、医師または薬剤師から指示された保管方法に従ってください。
その上で、以下の点に注意してほしいとのことです。
【目薬の保管方法】
1.点眼後はしっかりとキャップを閉め、清潔に保管する。
2.直射日光を避け、なるべく涼しい場所に保管する。
3.子供の手の届かないところに保管する。
4.防虫剤や湿布薬の近くに点眼液を置かないようにする。
5.油性ペンで点眼容器に直接記入しないようにする。
4の『防虫剤や湿布薬の近くに置かない』や、5の『油性ペンで容器に記入しない』は、意外に思うかもしれませんが、これは、それら製品の「揮発成分が点眼容器を通って点眼液に溶け込む可能性があるから」