2024年3月5日 11:00
お風呂場の排水溝、いつも水がたまっている理由に「知らなかった!」
お風呂場の排水溝を開けて、ゴミ受けを外すと水がたまっているのが見えますよね。「時間が経てば全部流れていくのかな?」と思いきや、いつも水がある状態。
排水管がつまって流れていないのかと心配になりますが、これって大丈夫なのでしょうか。
排水溝に水がたまっている理由とは
お風呂場の排水溝に水がたまっている理由を、水まわりの機器を取り扱うTOTO株式会社(以下、TOTO)に聞いたところ、このような回答がありました。
排水トラップ内に水をため、下水管からのにおいの原因や虫の侵入を防いでいます。
排水管のつまりではなく、意図的に水がためてあったのですね。これを『封水』といいます。
水がない状態だと、排水管から排水溝、お風呂場まで筒抜けになってしまい、嫌な臭いや害虫が入ってくる可能性があります。
そのため、封水筒と呼ばれる部分に水をためて『蓋』をしているような状態を作っているのです。
※写真はイメージ
排水溝は定期的に掃除しよう
封水筒のある排水溝には常に一定量の水がたまる仕組みです。
しかし、時間が経っても水かさが減らなかったり、あふれてしまったりするようであれば、汚れがたまって水の流れが悪くなっているかもしれません。