2021年7月16日 18:37
電車にひかれ、手足3本を失った弟 兄がかけた言葉に、目頭が熱くなる
「弟のそばにずっといたい」と考えたお兄さん。山田さんの隣にもう1つベッドを置いてもらい、1週間以上生活しました。
当時、休むヒマなく働いていたお兄さんが10日間休みを取り、ずっと見守っていたことを周囲から聞いた山田さんは…。
兄への信者になったような、リスペクトの気持ちを抱くようになって、一生ついていこうと思った。山田千紘 ちーチャンネルーより引用
社会への復帰を目指すも、絶望した弟に…
懸命なリハビリ生活や資格取得の末、再び働こうと就職活動を始めた山田さんに、壁が立ちはだかります。
会社の面接を受けようとしても、手足がないことから、応募できる仕事が限られていたのです。
「頑張ってきたのに、社会から求められていないのか」と絶望した山田さんは、自ら命を絶とうとしました。
まさにその時、お兄さんから電話がかかってきます。
号泣しながら「ごめん」と謝り続ける山田さんに、お兄さんはこう告げました。
普段、俺にキレない兄ちゃんが、「周りから恵まれているのに、まだ自分のことしか考えていないのか」と怒ってきて…。
山田千紘 ちーチャンネルーより引用
お兄さんの言葉がなければ、「もしかしたら、あの時で人生は終わっていたかもしれない」