どんな人でも、その人生の中で、友達や身内が去っていくという経験をしてるだろうと思います。
それはやっぱりどんな理由にしろ、共有した時間があるからこそ、寂しかったり、悲しかったり、痛かったりします。
でも、反対に自分も誰かから離れて行く、という経験をしているはずです。
人間関係が大きく変わる時、それは人生自体がシフトをしている。
今までいたステージから違うステージへ移る時なのです。
舞台が変わるのだから、その登場人物が変わるのは当たり前なのかもしれません。
だからこそ、自分から離れて行く人に対して、自分の痛みに負けるのではなく、次のステージに行けてよかったね、という気持ちを持つ事も一つの選択です。
その人は、違うステージに進んで行くのです。
去っていく時、少なからず感情的なもつれは在るだろうけど、何年か経った後に、あれはあれで良かったなと、思う日が来ます。
そうやって何度も人生の中で、くっついたり離れたり、波のように繰り返していきます。
寄せては返す波のように。
そこで自分が痛みの感情に耐えられないからと、相手を囲おうとしたり
しがみつこうとしたり、反対にじゃもういい!と突き離したりすることは
自分にも相手にも傷を残します。