2017年4月5日 17:00
美輪明宏「見猿・聞か猿・言わ猿、知らぬが仏の対人関係」
~見猿・聞か猿・言わ猿、知らぬが仏の対人関係〜
日光・東照宮にある有名な猿の彫刻「見猿・聞か猿・言わ猿」の像。
嫌なコト、悪いコトなどは見ない・聞かない・言わない方が平和に暮らせるという人生訓を表しています。
これは、人間社会を無事平穏に生き抜いてゆくコツなのです。
他人の事は、特に嫌な部分を見ないで、腹6分で付き合っていれば、良好な人間関係を保てます。
つまり「知らぬが仏」です。
他人のプライバシーには口を出さない、自分のプライバシーも嫌な部分はむやみにさらけ出さない、これが鉄則です。
更に大切なことは、他人の嫌な部分が見えたり、不都合な部分をわかっていても、あえて知らん顔する、触れない礼儀を持つことです。
相手の嫌な部分が見えたときは「自分も欠点だらけかも…」と思い返し、今度は相手の良い部分を見てあげ、その上で、深くは触れない、これが本当の優しさであり、洗練された人間関係を保つ秘訣です。
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