2018年8月3日 16:00
券売機がATMに! 荻原博子が「キャッシュアウト」を解説
今年4月から、スーパーのレジなどで、自分の預貯金から現金が引き出せる「キャッシュアウトサービス(以下・キャッシュアウト)」が始まった。銀行やコンビニに行かなくても、スーパーのレジがATM代わりになると注目されている。そこで、経済ジャーナリストの荻原博子さんがキャッシュアウトについて解説してくれた――。
キャッシュアウトを最初に導入したのは、イオンです。現在は、愛知、大阪、埼玉などの62店舗で利用でき、’20年までに約400店舗に広げるといいます。
使い方は簡単です。イオンでは、キャッシュアウトが利用できるレジは、おもにサービスカウンターにあります。そこに行き、銀行のキャッシュカードを店員に渡して出金額を伝え、自分で暗証番号を打ち込むだけ。
出金できるのは、1,000円単位で3万円までです。
利用手数料は、今のところ無料です。ですから今なら、休日や時間外などは、銀行やコンビニのATMで出金するよりお得です。
また、店員が対応するので、機械が苦手な高齢者にも使いやすい。買い物ついでに出金できて、混んだ銀行ATMに並ばなくてすむといった声も聞かれます。
これはJデビットの仕組みを利用しています。