アレサ・フランクリン追悼のはずが自分語りに…マドンナに非難
MTVビデオ・ミュージック・アワードに登場したマドンナ(写真:AFP/アフロ)
米国時間20日夜に行われたMTVビデオ・ミュージック・アワードでは、過日この世を去ったソウルの女王、アレサ・フランクリンを追悼する時間が設けられた。そこに登場したマドンナの言動が「あまりに自分本位だ」との誹りを受けている。
歌うフランクリンの写真をバックに、ステージへと進んだマドンナは「アレサ・ルイズ・フランクリンは私の人生の航路を変えました」とモノローグをスタート。そこからは18歳のときに35ドルだけを持ってダンサーを目指しデトロイトを出たこと、辛い下積み時代の思い出など、蕩々と自分語りを続けた。
そして大切なオーディションに楽譜を忘れてしまったときのエピソードに突入。「幸いなことに、私の好きなアルバムの1つが、アレサ・フランクリンの『レディ・ソウル』でした。私の口から「あなたは私を、ありのままの女でいさせてくれる」という言葉が滑り出してきました。そう、アレサ・フランクリンの歌詞です」と、ようやくこれがアレサ・フランクリンを追悼するためのステージだったことを観客に思い出させた。
しかし、話のスポットライトはマドンナ本人から動かない。