保険や事故防止装置…高齢ドライバーへの見守りサービス
そこで、運転を見守る方法を見ていきましょう。
まずは、見守りのついた自動車保険があります。三井住友海上の「GK見守るクルマの保険」です。無料レンタルの専用車載器を取り付けて、利用します。
運転中に5回以上の急ブレーキやふらつきなどがあると、アラートで運転者に知らせます。高速道路の逆走などは、アラートとともに、あらかじめ指定した家族などに、メールで報告します。また、走行データから月間運転レポートを作成し、本人と家族などに届けます。
保険料は、「GKクルマの保険」に、見守りのための特約料として年3,480円が加わります。
あいおいニッセイ同和損保の「タフ・見守るクルマの保険」などにも、見守りが付いています。
次に、見守り用の車載器をレンタルする方法があります。
オリックス自動車の「エバードライブ」は、後付けできる車載器です。速度超過や急ブレーキ、急発進などを記録し、指定された連絡先にリアルタイムで知らせます。「今どこサーチ」では、車が今どこにいるかを、家族はスマホなどで確認できます。月額は2,980円(税別・以下同)です。
また、シガーソケットに差し込むだけのレンタル車載器も開発されました。