2018年9月30日 11:00
岩田剛典、オリラジ中田…“新世代慶應ボーイ”が切り開く未来
を選択したのではないか、というのだ。
たしかにここ最近、各界で活躍する慶應出身の有名人たちを見ていくと、従来の慶應ボーイらしからぬ面が見えてくる。岩田剛典(29)、メンタリストDaiGo(31)、中田敦彦(36)、ミッツ・マングローブ(43)……、いずれもその言動からは「新境地」を切り開く強い意志が感じられるのだ。
中学受験を経て普通部から慶應に通った岩田は、一流企業に就職が内定していたものの、現事務所のオーディションに合格。親を説得し、内定を蹴って芸能界入りした。中田敦彦はタブーに対してズバズバ斬り込む姿勢が、いまやウリに。松本人志にかみつき、一時は仕事を干されたものの復活し、支持者を増やした。
「たしかにみなさん話題の多い方たちですが、かつてと違い多様性が重視される時代ですから、もはや従来のように『慶應ボーイ』とひとくくりにして語るのは難しいのかもしれません」(城下氏)
かつての「慶應ボーイ像」が変わり始めているのだろうか?受験コンサルタントで『慶應幼稚舎』(幻冬舎新書)の著書もある石井至氏はこう解説する。
「慶應の中枢を担う幼稚舎も、『代々慶應』の子どもの比率が下がってきています。