2018年10月26日 06:00
K-POPの振付師「東方神起の愛、ファンに届けます!」
のデビューシングルの振付から始まった。「今度デビューするボーイズグループの振付をしてほしい」と、韓国の大手事務所「SMエンターテインメント」(以下、SM)から連絡が入ったのは、同年、梨乃さんが28歳のとき。
「YouTubeに上がっていた私の振付動画を見て、依頼してきてくれたんです。LAで教えているダンス・クラスの映像を、誰かが上げたらしいんですけど……」
思いもかけないところから新しいチャンスがやってくる。
「デビュー前のSHINeeのメンバーは、シャイでしたね。上が19歳、下が15歳。初々しくて礼儀正しく、かわいかった。『初めまして』って、おでこがテーブルにくっつくんじゃないかってくらい頭を下げてお辞儀をして(笑)」
SHINeeのデビュー曲『Replay』は、大ヒット。
その後も立て続けにヒットを飛ばす彼らと共に、彼女の振付にも注目が集まった。
以降、少女時代や東方神起、BoAなど、他のK-POPのスターたちからも引っ張りだこに。「東方神起」の振付は、彼らが2人体制になった’11年からだ。
「彼らは本当に日本語が上手。噂では、私よりユノのほうが、日本語が上手といわれているとか。