2018年10月26日 16:00
『旅猫リポート』トレーナーが教える「猫のイタズラ防止策」
そういう場合には、猫の嫌がる“音”で、覚えてもらう方法があります。たとえば、壁紙やカーテンをのぼろうとしている直前に、テーブルなどをバンとたたくなどして、猫の嫌がる音を出すんです。これを何度か繰り返していると、猫はトラウマが残りやすい動物なので、『カーテンをのぼる=嫌な音』と覚えてやめてくれます。ただ、注意してほしいのは、決して飼い主さんが音を出していることを気づかれないように。そうしないと、飼い主さんに悪いイメージを持ってしまいますからね」(北村さん・以下同)
■とことん話しかけて説得
「猫とうまく暮らしていくには、最終的には、やっぱり“ハート”です。猫を飼っている方の多くはそうですが、家に帰ると、普通に『今日、こんないいことがあった、こんなイヤなことがあった』と、猫と会話していますよね。私も撮影に入る前には、猫に台本を読んで聞かせます。今回の『旅猫リポート』でも、ナナに『あなたはじっとするのは苦手だと思うけど、ここはじっとしてなきゃいけないシーンだから頑張ろうね』とか、いつも会話していました。
撮影のときでも、犬だと『おいで』を意味する合図を出して呼ぶのですが、猫の場合は、合図だけじゃなく、人間に話すように普通に会話して伝えます。