くらし情報『NHK朝ドラの“特ネタ”『ゲゲゲの女房』変えたヒロイン像』

2019年3月31日 11:00

NHK朝ドラの“特ネタ”『ゲゲゲの女房』変えたヒロイン像

以来、48年ぶりに放送開始時間が変更となった『ゲゲゲの女房』(’10年)。

’90年代半ばから『ゲゲゲの女房』以前の朝ドラは、ヒロインの自分探しや内面の葛藤が描かれるばかりで、15分の中であまり物語が動かず、視聴者も離れていったと田幸さんは語る。

「さらに、放送時間が朝8時に早まったため、初回視聴率は歴代最低の14.8%を記録……。しかし、松下奈緒(34)が演じたヒロインは、これまでのように自ら道を切り開くヒロインとは違い、天才肌の夫を静かに見守り才能を開花させる“サポーター型”でした。このヒロイン像が共感を呼び、視聴率は右肩上がりに。このヒロイン像は、『マッサン』(’14年)や『まんぷく』にも受け継がれていきます」

【5】おかえりヒロイン・宮崎あおい

『まんぷく』でヒロイン福子の夫・萬平を救う弁護士を演じた菅田将暉(26)は、『ごちそうさん』(’13年)以来、5年ぶりの出演だった。

「最近では、ヒロインの再出演にも注目が集まっています。『純情きらり』(’06年)でヒロインを務めた宮崎あおい(33)が、『あさが来た』(’15年)

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