2019年5月6日 16:00
車の維持費や浪費グセ…新時代の家計ルールを作るポイント
把握しているつもりの支出も改めて書き出してみると、“なんとなく”“ついつい”使っている支出に気づくもの。元号が変わるタイミングは、そうした“家計の常識”をガラッと見直すのにもよいチャンスです。家計のルールを改めて、貯め体質になりましょう」
お金を貯めるには、支出を抑えてどれだけ貯蓄に回せるのかがカギ。だたし、やりすぎるとストレスが溜まり、反動で衝動買いに走ってしまう。横山さんによれば、無理なく支出をカットするには、チマチマ節約するよりも、固定費を思い切って見直したほうが効果的だという。
「子どもが独立して部屋が余っている状態の賃貸マンション、ほぼ週末しか乗らないマイカー、ほかにも、ほとんど通話をしない携帯電話代、テレビの有料放送などを見直すだけでも、まとまった金額の削減が可能です」
そこで項目ごとに「コストカットのコツ」を、横山さんが教えてくれた。
【車の維持費】
通勤は電車やバスを使い、車に乗るのは週末だけ、という人はこの際、車を手放すのも手だ。「週末にショッピングセンターや近場の行楽地にドライブに行く程度で車を所有するのは維持費がもったいないケースも。
カーシェアやレンタカーで使いたいときに使うほうが安く済みます」