くらし情報『自民党・西田昌司「安倍総理、今からでも消費税増税の凍結を!」』

2019年7月4日 06:00

自民党・西田昌司「安倍総理、今からでも消費税増税の凍結を!」

「デフレ下のいまこそ、どんどん国債を発行すべきだと考えています。すると、通貨の量が増えるわけですから、物価が上昇するインフレになります。まずはデフレ脱却が最優先です。そして、目標とするインフレ率が達成されてから、消費税の増税を行えばいいのです」

デフレ脱却のためには、個人の所得が上がる必要がある。

「企業の業績がよくて、株価がそこそこ高くなっても、従業員に給料として還元されないから、個人消費が増えない。さらに、働き方改革で残業代が減って、家庭に入る給料総額も少なくなっています。これでは、デフレから脱却できるはずはありません」

なぜ、給与が上がらないのか。

「企業が稼ぎを人件費に回す割合を示す『労働分配率』は下がり続けています。
一方、企業が蓄えている内部留保は増え続け、いま440兆円以上にもなりました。問題なのは、それで自社株買いを進め、株価を上げていることです。株価が上がったり、配当が増えると、“ご褒美”として、経営者の報酬が上がる仕組みになっています。つまり、株主と一部の経営者だけに利益が分配されて、一般の従業員にいきわたらない」

だから、「企業が得ている利益を国民に分配することがデフレ脱却のために重要」

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