2019年7月17日 11:00
『エヴァ』主題歌で億万長者に…作詞家女性の失敗と反省
社会に出たころの貯金はゼロながら、億単位の資産を持つまでに至った女性がいる。そんな“億女”の言葉には、大いに学ぶべきところがある――。
「お金を稼ぐことは好きですが、執着するということはまったくありません。モノにも執着がないし、もっと言えば、自分の命に対しても執着はないんです――」
作詞家の及川眠子さん(59)は、『残酷な天使のテーゼ』をはじめ、エヴァンゲリオン関連の曲を手がけ、6億円以上の印税収入を獲得したヒットメーカー。この四半世紀、年収は3,000万円を切ったことがない。まさにペン1本で“億女”になった人だ。
「『デビュー以来どのくらい稼いだの?』と問われると、『10億円以上は確実にあるけれど、20億円には届かないかもなぁ』と答えてしまうくらい大ざっぱなんです。あ、でも税理士さんには把握してもらっています(笑)」
そんな及川さん、稼ぐ額だけではなく、その使い方も豪快だ。
「人生絶不調だった」という’14年には、体調を崩し、預金残高は3万2,000円になっていたという。
「いまも自宅は仕事場を兼ねているので、びっくりされそうな家賃を払っていますし、税金も払って……。