くらし情報『ストレスなく貯めるための「自分費」と「家計財布」のすすめ』

2019年8月28日 15:50

ストレスなく貯めるための「自分費」と「家計財布」のすすめ

ストレスなく貯めるための「自分費」と「家計財布」のすすめ


「共働きが多くなり、それぞれ別々に財布を管理する夫婦も増えました。でも、“お金を貯める”という点で見ると、夫婦で別財布では貯まりにくいんです」

住宅ローンなどの支払いは夫の給与振込口座から、食費は妻の稼いだお金でーーそんな“夫婦別財布”は「貯まりにくい」と指摘するのは、家計再生コンサルタントの横山光昭さん。家計全体のことを、どちらも把握できていないことが、その大きな原因だという。

「自分の担当ではない項目の支出について無関心になるんです。たとえば食費を妻が担当している場合、夫は『夕食、もう1品出してよ』なんて要求したりする。それでいくら支出が増えて、家計にどれくらい影響を与えるかまで考えないんですね。一方で『妻は貯めているはず』と漠然と期待していたりもします」

妻のほうでも「夫が貯金している」と思い込んでいるとーー。

「いざ大きな支払いがあり、そこで初めて『うちには貯金がない』と判明する40〜50代の“別財布”夫婦も多いです。
子どもの塾の費用のことで夫に相談したところ、貯金どころか、キャッシングによる内緒の借金200万円が発覚したケースもありました」

夫婦でお互いの貯金の有無すら把握できていない“別財布”では、お金が貯まらないどころか、思わぬ家計破綻の危機も招きかねない。

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