2019年10月14日 06:00
雅子さま“常に笑顔で”の誓い…カメラへの苦手意識も克服
つまり雅子さまは、ご公務へのお出ましを重ねるうちに、適応障害に伴うカメラへの苦手意識も克服されていたのだ。精神科医で立教大学教授の香山リカさんは言う。
「四大行幸啓にお出ましになられたことは、大きな自信になっていると思います。そのときのお召し物も、これまでの着慣れた楽なものではなく、新しいスーツで高いヒールを履かれ、ファッションにも気を使われていました。これは、心に余裕が出てきている証拠です。こうした余裕があれば、雅子さまがもともとお持ちの好奇心や探究心もプラスに働いて様々なお務めに生かされていくのではないでしょうか」
茨城県を訪問された9月28、29日の両日とも、沿道には3万人以上の市民が集まり歓声を送った。
「昨年までの地方ご公務と比べても、たいへん熱烈な歓迎ぶりでした。雅子さまは、こぼれんばかりの笑顔でお手振りを繰り返されていました。
皇后として、大勢の人々の期待に応えたいーー。雅子さまはそういった思いを胸に“常に笑顔で”という誓いを守ってこられたのでしょう」(前出・皇室担当記者)
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