2019年10月29日 12:34
亡き父の携帯電話に毎日近況を報告……4年目の命日に返信が
米アーカンソー州に住む23歳のチャスティ・パターソンさんの日課は、父親に毎日メールで近況を報告することだった。しかし、父親から返事が来ることは決してない。4年前に亡くなってしまったからだ。それでも彼女は愛する父に宛てて、日々のあれこれを綴り続けた。
4年目の命日の前日にあたる24日、パターソンさんはいつものように生前父親が使っていた電話番号にメールを送った。
「パパ。私だよ。明日はまた辛い日になりそう。
明日でパパが亡くなって4年だね。寂しく思わない日はありません。これまでにたくさんのことが起こりました。でも、パパは全部知っているよね」
こんな書き出しで、大学を卒業したことや、辛い失恋を経てついに運命の人と出会えたことなどを報告。「結婚するのが怖い。だって、一人でバージンロードを歩かなきゃいけないし、心配することは何もないよ、って言ってくれるパパがいないから」と不安な心境を吐露しながらも、最後は「愛してる、ってことと、パパがいなくて本当に寂しいってことが言いたかったの!」と結んだ。
届かないはずのこのメッセージに、返信が来たのは翌日のことだった。
「こんにちは。
僕はあなたのお父さんではないけれど、4年間ずっと、あなたのメッセージを受け取っていました」