くらし情報『鈴木亮平「『西郷どん』以降、役者人生の第2章に入りました」』

2019年11月11日 06:00

鈴木亮平「『西郷どん』以降、役者人生の第2章に入りました」

鈴木亮平「『西郷どん』以降、役者人生の第2章に入りました」


「この作品って、誰の視点から見るかによって見た人の感想がまったく違うんです。母親目線で見ている人は、『子どもたちは、なんで母親のことをわかってやらないの?』と言いますけど、僕自身は、最後まで『この人、わかんない!』と大樹の視点で見てしまう。いろんな発見があるのは面白いですね」

そう語るのは、映画『ひとよ』(11月8日全国ロードショー)で3兄弟の長男・稲村大樹を演じた鈴木亮平(36)。

15年前、母親が起こした殺人事件のせいで、それぞれにひずみを抱えて生きてきた子どもたち。母との久しぶりの再会に困惑する。

実生活では、兄と妹のいる次男。

「役では長男が多いんですけど、完全に(本作の次男)雄二タイプです。俳優の仕事を選んだのも反骨精神みたいなものの表れでしょうね。
親は、やりたいことは自分の責任でなんでも好きにやれ!と言うような放任主義。俳優をやると言ったときも、『大学まで行かせたのに、なんで俳優になるの?』みたいなことはいっさい言いませんでした」

映画は、ひとよ(一夜)の出来事で家族の人生が大きく変わる話。鈴木自身の人生の転換期は?

「やっぱり、『西郷どん』は非常に大きかったですね。

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