くらし情報『木内みどりさん60代から死に支度 段ボール製のエコ棺探しも』

2019年11月29日 15:50

木内みどりさん60代から死に支度 段ボール製のエコ棺探しも

(鎌田院長)

恐ろしいのは、急性心臓死に至るまで自覚症状がないことだという。もりした循環器科クリニックの森下浩院長は言う。

「動脈硬化が進むと血管壁にプラークといわれる異常な組織が形成されるようになります。心臓の冠動脈のプラークが破綻(破裂)し、血栓が生じ、血管がふさがれることで突然、心筋梗塞を起こすケースもあります。そういった場合、予兆はまったくありません。ですから血圧が高かったり、脂質異常などが認められたりするときには、早めに動脈硬化の検査をする必要があると思います」

また鎌田院長も次のように語る。

「基本的に“予兆”はありません。突然発症するのです。
木内さんも自覚症状はなかったと思います。リスクを減らすためには、まず糖尿病などの持病の治療を行うことが大事です。気になる方は、検査の際に、血液中のエストロゲンの量を調べてもらうのもいいかと思います」

予兆すらなかったものの、木内さんは生前、死を迎える準備を始めていたという。所属事務所の関係者は言う。

「(木内は)もし亡くなったときも、大きな葬儀や告別式は行わないことを、あらかじめ夫婦で決めていましたので、家族だけでお葬式を挙げました」

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