2019年12月30日 06:00
美輪明宏が見たラグビー人気「女性があからさまになれた時代」
いっぽうで、宝塚の男役のような中性的で“王子様みたいな人が好き”と答えると、“清楚な女”だと言われていました。だからラグビー会場に応援に行くと、そういう女だと思われるのが嫌で、“行かない”という方も結構いたんです。
ところが時代は大きく変わりました。最近はガッチリ体形で毛深い男性が好きだと言っても、誰も驚かない。“男性の色気に反応して何が悪いの?”って、あからさまに言える社会風潮になったことは、結構なことだと思っています。“笑わない男”稲垣啓太選手(29)や堀江翔太選手(33)など、テレビに引っ張りだこの人気でした。
ラグビー以外でも、今年は世界と戦える日本の若いアスリートが増えました。
バスケットボール界では、NBAに入った八村塁くん(21)。
技術も素晴らしいのですが、インタビューの受け答えがしっかりしていて論理的。おまけに低音で太い響きのあるいい声をしています。とても期待しています。
それからゴルフ界に彗星のごとく現れた女性アスリート。全英女子オープンで快挙を達成した、渋野日向子さん(21)。とくに中年のおじさんたちが、“シブコ”に夢中ですね(笑)。
彼女は日本のおじさんたちが好きなグラマーなスタイル。