2020年3月20日 11:00
吉沢亮 映画撮影中に「自分の足の臭いが気になっちゃって…」
(撮影:松田忠雄)
「影の薄い男を演じるためにビジュアルはこだわりました。前髪を伸ばして目に髪がかかるようにしたり、姿勢は猫背にしたり。でも、内面はほぼ役づくりしていないです。もともと根暗なので」
そう話すのは、3月20日から公開の映画『一度死んでみた』で存在感ゼロの“ゴースト”と呼ばれる男を演じた吉沢亮(26)。イケメンオーラを完全封印しての変身ぶりがすごいと話題だ。
父親が大嫌いな女子大生・七瀬(広瀬すず・21)は父・計(堤真一・55)の突然の死に戸惑うが、実は、“2日間だけ死んじゃう薬”を飲んだために仮死状態にあると聞かされる。ライバル会社の陰謀で計の命が危ないと知り、父の秘書の松岡(吉沢)と共に父を救うために立ち上がるが……。
朝ドラ『なつぞら』での共演も記憶に新しい、広瀬すずがヒロイン役だ。
「彼女のコメディーのお芝居は面白いし、素敵だなあと思いました。キレたときの激しい顔とか、あそこまで振り切ってやれる人ってそういない。あらためて、素晴らしい女優さんだなあって思いました」(吉沢・以下同)
コメディー全開の今作で唯一胸キュンシーンでは、苦い思い出も。
「ケーキを食べていて、すずちゃんのほっぺについたクリームを取るシーンがあるんです。