くらし情報『King GnuのMVに衣装も 古着店社長語るSNS時代の自分らしさ』

King GnuのMVに衣装も 古着店社長語るSNS時代の自分らしさ

のMVにも衣装を提供している。

「制作の方に人物像を伝えられて洋服を提案するんです。その人の心情や目には見えない“その人らしさ”を洋服で表すというのは、お店の接客だって同じこと。 詳しく描けない部分をお手伝いするっていうイメージですね」

そんな安田さんは「エイジレスでジェンダーフリー」という言葉を大切にしている。「年齢も性別も関係なく自由に」という理念が生まれたのは、男性の持つ価値観への違和感がキッカケだったという。

「80年代の終わりになるとジャンルとしての古着が確立されてきて、リーバイスのジーンズが流行りました。すると周りの男性たちが洋服に対して『何年代のどのアイテム』っていうところに価値を置くようになったんです。でもレディースはそんなことより『どれだけ綺麗か、かっこいいか』というのを大事にしていて『すごく自由だな』と感じていました。
そこで商業的なカテゴリーに違和感を覚えるようになって男性の価値観に『古着で反発したい!』って考えるようになったんです」
安田さんは「男性が女性の服を着たっていい」と提案する。

「男性がブラウスを着ることで、逆に男っぽさが際立ちます。男性のジャケットを着た女性に色気が出るのと同じです。

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