2020年4月28日 00:00
岡江久美子さん「気をつけるね…」事務所社長語る最後の会話
入院直前も「気をつける」と語っていたという……。
「4月3日に(大和田)獏さんから『妻が体調を崩した』と連絡があったんです。翌日、すぐに本人と電話で話をしました。『咳は出るの?』と聞いたら『少し』と言っていたので、『コロナだったら嫌だね』と話したのを覚えています。彼女も『わかった、気をつけるね。外出しないようにする』と言っていたんです。彼女とはもう、40年以上の付き合いでね。
親友みたいな関係でした。まさか、それが最後の会話になってしまうなんて……」
そう語るのは、岡江久美子さん(享年63)が所属していた「スタッフ・アップ」の代表取締役・戸張立美氏(70)だ。
4月23日に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった岡江さん。3日に発熱し、自宅で静養していたという。だが、6日に容体が急変。都内の病院に緊急入院してPCR検査を受けた結果、陽性と診断された。その後もICUで人工呼吸器をつけての懸命な治療が続けられたが、帰らぬ人となった。
「最後に会ったのは、3月27日。
仕事の打ち合わせでした。彼女はしっかりマスクをしていて、『お互い、気をつけようね!』なんて元気に言っていました。3月もバラエティ番組の仕事が入っていたのですが、コロナの影響で次々となくなりました。