2020年9月11日 15:50
荻原博子イチ推し!格安スマホ「日本通信」新プランが安い
格安スマホには、docomoの「カケホーダイ」のような制限なしの定額プランがなく、「1回10分以内の通話」など制限付きの定額プランしかありません。これが、通話の多いビジネスユーザーが格安スマホを避ける原因のひとつだったのです。
そもそも、格安スマホ会社は独自の回線を持っていません。docomoなどから回線を借りていますが、その卸料金の高さが、通話料に反映されていました。
そこで、格安スマホ会社のひとつ日本通信は、音声通話の卸料金を「適正価格にしてほしい」と’19年11月に総務省に訴えました。その結果、’20年6月に総務省は、卸料金を「適正な原価+適正な利潤」に設定するよう、つまり安くするようにと裁定を下したのです。
それを受けて日本通信は、格安スマホとして国内初、制限なしの通話定額が付いた「合理的かけほプラン」を7月15日に発売しました。24時間国内通話がし放題と3GBの通信で、月2480円です。
3GBだとメールやラインなどは問題なく、一般的な動画も約6時間見られます。3GBを超えても1GBを250円で買い足せるので、5GB使っても月約3,000円。
また、HISモバイルも8月28日から、同様の通話かけ放題付きプランの提供を始めました。