2020年12月16日 06:00
再び不倫の宮崎謙介 妻の許すチカラが今回ばかりは心配な理由
その場合、おせっかいながら心配になることが1つあります。それは感情を無理に処理して整理すると、根本的な解決にならないどころか、時間がたった後に大きな問題にもなりかねないということです。
その理由は、感情の仕組みにあります。
そもそも、感情には時間という概念がありません。過去に受けた何かしらの恐怖や怒りの体験がその後の似たような条件下でフラッシュバックすることもあるように、感情は時間がたっても勝手に消化されないのです。
その結果として、問題に何年も囚われるように。また、同じような問題に拒否反応を強く示すようになったりします。
この未消化の感情は、「仕方のないこと」「もう過去のこと」と頭で整理をしても納得をしてくれないことがほとんどです。
なぜなら本来、感情と思考は全く別のもの。なので今回のように何か大きな問題に向き合い、そして許すためにはまず自分の「許せない気持ち」をきちんと受け入れてしまったほうが早いのです。
こういった問題は時間が経つにつれ、大事になって戻ってくることもよくあります。その1つが不倫を無理に状況だけ解決させた結果、妻と夫に加害者と被害者といった上下関係が発生。家庭内に嫌な空気が漂うというケースです。