2021年2月3日 20:39
森会長“女性の多い会議時間かかる”発言に即刻辞任求める声
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「やるのは7月でしょ。今、オリンピックの準備は、ほとんど全部できている」
「(新型)コロナ(ウイルス)がどういう形であろうと(東京五輪・パラリンピックを)必ずやる」
これらの発言主は東京オリンピック・パラリンピックの森喜朗会長(83)。これまで数々の問題発言を繰り返してきたことでも知られる森会長から、またもや“失言”が飛び出した。
3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会に出席した森会長。各メディアによると森会長は、冒頭挨拶で、コロナ禍によって開催が危ぶまれている東京五輪について「どんなことがあってもやります」と改めて宣言。
その後、JOCの女性理事の比率について話題がうつることに。現在IOCの女性理事は25名中、5名。スポーツ庁は競技団体の適切な運営指針である「ガバナンスコード」を策定し、2020年度から運営が開始されている。
「ガバナンスコード」に沿う形で、JOCも女性理事の比率を40%以上にすることを目標としている。
そんな背景があるなか、朝日新聞によると森会長は「女性理事を選ぶというのは、日本は文科省がうるさくいうんですよね」と前置きしたうえで次のように語ったという。