くらし情報『NHK警視庁担当記者5人がコロナ感染 発表遅いと局内でも批判』

2021年6月3日 21:55

NHK警視庁担当記者5人がコロナ感染 発表遅いと局内でも批判

NHK警視庁担当記者5人がコロナ感染 発表遅いと局内でも批判


6月3日、NHKは報道局職員5人の新型コロナウイルス感染を発表した。発表によれば、感染が確認されたのは、2人の女性職員と3人の男性職員だという。

実は、この5人は報道局の警視庁クラブ所属の記者。いわゆる“サツ回り”記者だったのだ。民放局社会部記者はこう話す。

「6月1日にNHKの警視庁クラブキャップの名前で、各社に連絡がありました。《NHK報道局社会部の警視庁担当記者(捜査2課担当)が新型コロナウイルスで陽性であることが確認されました》といった文面で、それ以前にも2名の記者の陽性が判明していたという内容でした。

しかし関係者たちに話を聞いてみると、5月29日には感染が確認できていたそうです。
濃厚接触者の特定に時間がかかったのかもしれませんが、感染判明から3日後の連絡は遅すぎるのではないかと思いました」

NHK報道局のある20代記者はこう明かす。

「6月1日に、東京・立川市のホテルで2人が殺傷された事件が発生しましたが、警視庁クラブの記者は12人いて、そのほとんどが感染が疑われてPCR検査を受けていたので、取材を担当した記者は大変だったそうです。

今回陽性が判明した5人の記者は、全員が警視庁クラブに“泊まり”で詰めていた記者だと聞いています。

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