2021年8月12日 19:48
「弟が心配」12歳少女が学区でのマスク着用義務化を直訴
と発言したという。
ライラさんが訴えた手紙の内容は、CBS NEWSなどが相次いで報じている。
「今、デルタ株が急増し、多くの子どもたちが入院したり亡くなったりしているので、マスクの着用は本当に必要だと思います。私の弟はワクチンがまだ打てません。
もしマスクの着用が義務づけられず、弟が感染してしまったら、一体弟はどうなってしまうのでしょうか。ワクチンを打てない全ての子どもたちは?
弟が死んでしまったらどうしていいかわかりません。弟にとって大切な場所である学校がその原因となるのならばなおさらです」
ライラさんには、デュバル郡の教育委員会から「この問題に真剣に取り組み、科学的な意見を取り入れる」という旨の返事が送られてきたと、CBS NEWSは報じている。
その後デュバル郡は、「生徒のマスク及びフェイスカバーのオプトアウト形式について」という方針を発表した。
これは、「学校側はマスクの着用を強く推奨はするが、親が子どもにマスクを着けさせたくない場合は着用しないことも選べる」というものだ。教育委員会の発表に先だって行われた集会では、同郡保健局の元局長のジェフ・ゴールドハーゲン博士が「マスクを着けずに登校させるなんて、自分の子どもを新型コロナウイルスの有毒な沼地に放り込むのと同じだ」