くらし情報『金利3%以上ならインチキを疑え!危ない投資から老後資金を守る』

2021年11月26日 11:00

金利3%以上ならインチキを疑え!危ない投資から老後資金を守る

を書きましたが、本誌では、特にだまされやすいセールストークの裏側を考えていきましょう。

【分散投資で、リスクは回避できます】

分散投資はよく卵にたとえられます。「ひとつのカゴに入れておくと落ちたら全部割れてしまうが、いくつかに分けておけば落ちるカゴも残るカゴもある」から安心だというのです。しかし、リーマンショック級のリスクが来たら、分けたカゴすべてが落ちてしまうことも。卵を守りたければ、落ちても割れないゆで卵にしておくことです。つまり、現金化して貯金すること。キャッシュがいちばん強いのです。

【特別な高金利商品です】

いまの時代、高金利には注意が必要です。
1%以上の金利がつく商品には“カラクリ”があり、3%以上なら“インチキ”だと疑う目を持ちましょう。

たとえば「定期預金金利が1%」という商品はほとんど、同時に投資信託を契約することが条件。つまり、投資信託と定期預金のセット商品です。

しかも、1%の定期預金金利は1カ月だけということも。100万円預けて利率1%なら利息は1万円ですが、それは1年ものの場合。1カ月ものなら利息はわずか800円余りで、2カ月目からは通常の金利に戻る、これがカラクリです。

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