くらし情報『長生きリスクにどう備える?想定しておきたい老後の“出来事”』

2021年12月24日 11:00

長生きリスクにどう備える?想定しておきたい老後の“出来事”

さらに、医療保険と介護保険のサービス両方を利用している世帯であれば、1年間(8月から翌年の7月まで)の負担額が一定額を超えた場合に、申請すると超過分が戻ってくる「高額医療合算介護サービス費」も受けられる。

また、女性の場合、気をつけたいのは、夫に先立たれた後の生活のこと。たとえば、夫と妻の分を合わせて毎月約23万円の年金を受け取っていたとしたら、夫の死後、妻がそのままの金額を受け取れるわけではなく、約14万円(妻の老齢基礎年金6万5,000円+遺族厚生年金7万5,000円)までダウンしてしまう。夫の死後、受け取れる年金額は把握しておこう。

【想定しておきたい老後のライフイベント例】

〈60歳・夫の定年退職〉

定期的な収入が大きく減ってしまうポイント。これを機に身の丈に合った支出に見直そう。

〈65歳・夫が脳卒中〉

日本人の死因の約52%を占める三大成人病。リハビリが必要になることも想定しておこう。


〈75歳・夫と死別〉

葬儀にかかる費用以外に、今後もらえる遺族年金の額も把握しておく必要がある。

〈85歳・要介護状態で施設に〉

終(つい)のすみかを確保するにもやっぱりお金が必要。

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