2021年12月18日 06:00
即席コンビで挑戦!元オモロー山下の「M-1グランプリ」敗戦記
即席コンビ「山下ぴんく」
今年は史上最多6,017組の漫才師が出場した「M-1グランプリ2021」(ABC・テレビ朝日系)。12月19日の生放送で、決勝進出者9組と敗者復活戦から勝ち上がった1組、計10組により漫才の日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。
実は筆者は今大会の6,017組のうちの1組としてM-1にチャレンジしていた。
ここで筆者の経歴を簡単に紹介させてください。1992年にジャリズムというコンビでデビューし、2011年に解散。相方は世界のナベアツとしてピンでも活動し、現在は落語家に転身した桂三度さん。ちなみにジャリズムでは2004年、2005年、2006年のM-1にエントリーし、いずれも準決勝敗退。
その後、筆者は2017年に芸人を引退しライターに転身したが、今年再び、『M-1グランプリ』に挑戦したいという思いから芸人に復帰した。
■取材を通して、再燃した舞台への思い
ライターを始めた2017年から『M-1』の準決勝の会場に足を運んだり、その年のチャンピオンにインタビューしたりと、M-1にチャレンジしている多くの芸人さんに取材をしてきた。
その取材の中で大会に向けてネタを考えたり、ライブでネタを調整したり、たった4分間の漫才を作るために相当な量のエネルギーを何年間も注ぎこみ、高い目標へ向かって日々精進している芸人さんの姿を見て、正直めちゃくちゃうらやましく感じた。