2022年1月30日 06:00
「家に泊めたお礼が靴下」杉田かおる明かすブレイク前のBOOWY秘話
住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に旋風を起こしたバンドの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。
「『鳥の詩』(’81年)をリリースしたり、ホームドラマに出たりするような、全国の“とんがっていない人向け”女優だったので、そのイメージを壊しちゃいけないと思って、とんがっているBOOWYのライブには行くことはなかったのですが、自主製作映画(氷室京介主演で’84年に初公開された『裸の24時間』)の上映会に、ゲストとして呼ばれたときには、少しでも力になることができればと思って参加しました。BOOWYが売れて雲の上の存在になったときは、母と一緒にすごく喜んだんです」
こう語るのは、女優の杉田かおるさん(57)。
デビュー当時から応援していたBOOWYが駆け抜けた’80年代を、「レコードからCDに代わり、土地の値段はどんどん上がっていくーー。1年が10年分に感じられるほど、世の中が目まぐるしく変化していった時代。一歩間違えれば奈落の底に落ちてしまう側面もありましたよね」と振り返る。
杉田さんも、危ういバブル経済の渦中にいたとか。