2022年3月6日 06:00
多忙な杉浦幸の心を支えた小泉今日子の存在「一言で人を元気にしちゃう」
住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、支えになった曲の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“80年代”を振り返ってみましょうーー。
「当時のアイドルって“こうあるべき”という枠があったと思うのですが、そんななかでも小泉今日子さんはぶりっこすぎず、ファッションもヘアスタイルも個性的。すごくかわいいし、声も大好きで、曲を聴けば元気になれました」
そう語るのは、女優の杉浦幸さん(52)。
「いまだにカラオケで歌うのは、中森明菜さんの『セカンド・ラブ』や『スローモーション』(ともに’82年)、それに小泉さんの『夜明けのMEW』『木枯しに抱かれて』(ともに’86年)など。スローテンポの曲が中心です」
彼女たちがいる華やかな芸能界に入ることなど、まったく考えもしていなかったが、中3のときに雑誌『Momoco』(学習研究社)のモモコクラブに応募したことで、人生が大きく変わることに。
「友達に『一人じゃ嫌だから、一緒に出て』と誘われて、『いいよ、いいよ』と軽いノリで応募したのがきっかけ。読者投票で選んでもらえて、事務所からスカウトされるとすぐ、『ヤヌスの鏡』(’85〜’86年・フジテレビ系)