くらし情報『自らの性加害報道で映画が公開中止でも…弁護士語る“監督への損害賠償が認められにくい”理由』

2022年3月12日 11:00

自らの性加害報道で映画が公開中止でも…弁護士語る“監督への損害賠償が認められにくい”理由

(写真:アフロ)

(写真:アフロ)



3月9日、『文春オンライン』で複数の女性に対する性的加害が報じられた俳優で監督の榊英雄氏(51)。今月25日に、榊氏が監督を務めた映画『蜜月』が上映を控えていた。

記事によると、過去にキャスティングを持ちかけて女優たちに性的関係を強要してきたという。4人の女性が『週刊文春』の取材に、榊氏による性被害を告発。『蜜月』で脚本を担当した港岳彦氏は、「被害者の方は『榊英雄』という名前を見るだけでフラッシュバックするといいます」と語っている。

報道を受けて榊氏は同日夜、所属事務所を通じて謝罪文を発表。だが、「記事の内容につきましては、事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません」と報道内容を一部否定している。

その余波は瞬く間に広がり、同日中に『蜜月』の公開中止も決定。
公式サイトで同作の製作委員会は、《榊英雄氏が監督した同作品につきまして、関係各所との協議の結果、映画『蜜月』の公開を一旦中止とさせていただきます。今後につきましてはすべて未定です》と声明を発表した。

「本作は佐津川愛美さん(33)主演で、家庭内の性被害を題材とした作品です。

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