2022年3月12日 11:00
在日ウクライナ大使館 大学、姉妹都市にロシアとの“関係断絶”呼びかけ投稿が物議…「内政干渉」の声も
東京・西麻布にある在日ウクライナ大使館
《ウクライナに対するロシア侵攻を非難するとともに、世界各国の大学がロシア連邦の教育機関との協力を停止しています。当館が日本大学にも侵略国との協力関係の断絶を呼びかけました》
在日ウクライナ大使館が3月10日にTwitterでつぶやいたこの投稿が物議を醸している。
ロシア軍による軍事侵攻が激しさを増すウクライナ。南東部の小児病院までもが空爆を受けるなど、理不尽な戦争に反発する声が世界的に高まっている。
そんななか、在日ウクライナ大使館はTwitterでウクライナの情勢を定期的に発信し、Twitterを通じて寄付金を募るなど、ウクライナをサポートするべく日本から尽力していた。
そんななか、呟いた冒頭の投稿。ロシアの教育機関との協力関係にある日本国内の大学に関係を解消するよう求めたのだ。あわせて呼びかけた日本の大学のリストが記された写真も投稿していた。
《ウクライナが卑劣なロシア侵攻を受けるなか、ロシアの町との「姉妹関係」を保ち続けるのは偽善のように思われます。当館が日本の都道府県及び市に対して、ロシアの地域及び市との姉妹関係の断絶を呼びかけました》
これを受け、ネット上では議論が勃発。