2022年7月31日 06:00
泉ピン子が明かす理想の死に方「芸能界と社会から自然にフェードアウトしたい」
「TBSアナウンサーの安住(紳一郎)に言ってある。葬式はしないから、お気に入りのそば屋を貸し切りにして、好きな人間だけを呼んで、と。すると、せいぜい十数人かな。嫌いなヤツは絶対に入れるな、とも。意地悪ですよ、私(笑)。でも、相手も義理で来ることを考えると、実は親切でしょ。そしたら安住、『その名前をご自分で書いておいてください。その人が来たとき、僕から“入らないでください”とはとても言えませんから』ですって(笑)。
理想の死に方については、橋田先生ともよく話しました。
『ねえ、あの人、最近、見ないけど、どうしてる?』
『こないだ死んだんじゃない』
『いや、まだ生きてるよ』
『いやいや、もう死んだよ』
そんな感じで、芸能界からも社会からも自然にフェードアウトして、いつのまにか忘れられてるというのが、いいかなあ。ただ、近しい人との最後のお別れは、やっぱり自宅で。いつもテレビを見てるお気に入りの場所があるから、そこの椅子をどけて棺桶を置いてほしい。そう、お手伝いさんにもすでに伝えてます」
■夢がかなった朗読劇は、芸能人生の集大成。感謝を伝えるために、日本全国どこへでも!
「岩造に愛人がいた。