2022年8月17日 11:00
杉田水脈議員「多様性を否定したことない」発言に「嘘つき」と批判殺到!任命した岸田首相の責任問う声も
(写真:アフロ)
先日行われた内閣改造によって総務大臣政務官に就任した自民党の杉田水脈議員(55)。8月15日の就任記者会見で「セクシュアルマイノリティの方々を差別したことはない」と語り、ネットで批判が殺到している。
杉田議員は雑誌『新潮45』’18年8月号への寄稿の中で、LGBTのカップルに対して《彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです》と記し、国内外問わず波紋を呼ぶ事態に。のちに同誌は廃刊となった。
そんな杉田議員は、15日の会見で岸田政権が「多様性が尊重される社会」を掲げている点について問われ「過去に多様性を否定したこともなく、ある性的マイノリティの方々を差別したこともない」とコメント。さらに「岸田政権が目指す方向性と、政務官として何一つずれている部分はない」と述べた。
「多様性を否定したことがない」という杉田議員だがーー。
「’14年10月、杉田議員は『日本で女性が輝けなくなったのは、冷戦後、男女共同参画の名のもと、伝統や慣習を破壊するナンセンスな男女平等を目指してきたことに起因します』と国会で持論を展開。
そして『男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です』と断言しています。